ボクのブログでは「イメージすること」「行動すること」「継続すること」「自分に嘘をつかないこと(本心をごまかさないこと)」を何度となく繰り返しお伝えしている。
これらを日々の習慣とすることで、自ずとあなたが望む方向に物ごとはすすんでいくものであるからだ。
経験したことがないと理解に苦しむことも多いが、そもそも、理解とは本来成功体験を振り返った先にあるものだ。
今回は”「欲しいもの」を手にいれたいときのボクの考え方”についてまとめたものになる。同時に本当に欲しいものかどうか見極める力にもなるのでぜひお読みいただき、活用し実現していってもらいたい。
目次
「欲しいもの」を手に入れたいなら「手に入れた後にどうしたいか」を考える
欲しいものを手に入れたいなら、手に入れた後にどうしたいかを考える習慣を身につけることが重要となる。真っ先に手段を考えがちだが、理由から入ることがポイントである。
特に、あえて「欲しいもの」としている以上容易に手に入れられるものではないことが前提ではありつつも、比較的手に入れやすいものであっても大事な考え方が盛り込まれているので参考にしてもらいたい。
「手に入れた後にどうしたいか」とは?
「手に入れた後にどうしたいか?」ってなにをいっているんだと思われる方に一例。
分かりやすいところでは「目的を果たすための機能を有した機械」、たとえば掃除機を例にあげれば理解いただけると思う。
掃除機は、床に落ちている細かいチリ、砂、ゴミなど人が一つ一つ手で拾っていくには気が遠くなるような作業を効率的に処理してくれる機能を有している。掃除機を使うことで恐ろしいほどに掃除は効率化され、効率化によってボクたちが割かなければいけない時間は大幅に短縮されることになる。
このように、「欲しいもの」が果たしてくれる役割が絞り込まれているものは世の中にたくさんある。(住居、車、テレビといった大きいものから、ヘッドホンなど小さなものまで。)
比較的に手に入れるまでに時間のかからものであっても、かならず「手に入れた後にどうしたいか」を考えるようにしてもらいたい。考えることでより強く欲しくなることもあるだろうし、逆に必要ないものと気づくことになるかもしれない。ただ、それはそれで本当に欲しいと思うものが見つかったときにのための積立だと考えられれば尚良い。
「手に入れた後にどうしたいか」を考えることは、モチベーションの維持につながる
手に入れるまでのプロセスが長く時間がかかることを想像してみてもらいたい。
それが1年後なのか2年後なのか、または5年後なのかは欲しいもの、あなたのおかれている状況などによって異なるが、手に入れることが難しいものほど労力と時間が必要になるケースが多い。
そのような場合、あなたの欲しいモチベーションを保ってくれるのは欲しいものを欲しいと願う思いよりも、手に入れた後にどうしたいのか明確ビジョンと理由を持っておくことがポイントになる。
あなたのモチベーションは手にするまでにかかる時間の長さに反比例するように低下の一途をたどることになる。もはや、欲しくなくなってしまったために行動を停止したのか、気持ちが打ちのめされて行動ができなくなってしまったのか分からない状態で手を退くことになる。
それは、あなたもボクも望んではいない。
ストーリーを伝えて商品の購買を訴求する
モチベーションに関するお話でここ数年主流となっているウェブマーケティング手法がある。
商品の機能をだだっと書いて、気に入ったら買ってね。といた具合のモノ売りは終わり、アップルをはじめプロタクトをもつ様々な企業はこぞってやっていること。
それは、商品がつかわれるシーンをストーリーにしてユーザにみせることで、それぞれの生活の中でその商品がどのように使われるのかをイメージさせる手法だ。この手法は購買へのモチベーションをたかめる効果が期待できる。
「欲しい」の背景に対して「買う理由」をいかに強く印象付けることができるかが勝負だ。
これは「販売企業が顧客に対してモノを売るための手法の話」であるが「あなたが、あなたの欲しいものを手にできるようにする思考法の話」にも通ずるところがあったためピックアップした。
まとめ
今回は「欲しいもの」を手に入れたいときにどうすれば実現に近づけるか、その考えの持ち方についてまとめてみた。
手に入れたその先により強く執着できる理由があることによって、手に入れようとする行動へのモチベーションとその継続維持につながることをお伝えした。
このような考えの持ち方というのは一朝一夕で身につくものではなく、常に日頃から意識して働かせることが重要になってくる。
思考習慣というのは身に付きにくいものの、一度身につけ手さえしまえば一生ものになる。
思考の習慣化については「正しい努力を続けていくための正攻法」にて書いているので、良ければ合わせて読んでもらいたい。
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