正しい努力を続けていくための正攻法

正しい努力を続けていくための正攻法 努力

正しい努力を続けていくためには、努力を習慣化する必要がある。

正しい努力を知らずに非効率的なアクションばかりを繰り返して、時間だけ浪費している人がご万といる。

一度も経験したことがないことを信じて突き進め!など言えるほどの人間でもないけれど、あなたが目標を持ち、成果の得られない毎日に嫌気がさし、どうにも立ち行かない状態にいるなら、この記事はきっとあなたのお役に立てるものだと信じている。

正しい努力を知り、正しい方法で取り組むことが大事

人生は限られている。健康で楽しめる時間はもっと限られている。

目標に向かってひたむきに努力する姿は無条件に応援したい。そして成功してもらいたい。だからこそ、正しい努力の仕方を理解し取り組める思考を身につけ、気持ちをセットアップしていこう。

「正しい努力」については『正しい努力』がもたらす力を手に入れたくはないか?の記事で取り上げているので、合わせて読んでもらいたい。

正しい努力に取り組む前に知っておいてもらいたいこと

『何かを始めてみる』という一番負荷のかかる行動をとれたあなたは、この世の中で少数派であることを知る。何も始められないまま終わっていく人は思っている以上に多い。

だからこそ、「でも」「やっぱり」「あの人と比べたら」など、自分を卑下するような、そういう思いは一切捨てよう。

新たな気持ちをもったあなたが、過去の自分という殻から抜け出そうとする度に、引き留めたい過去の自分がいつもでてきて、楽な方に楽な方に引きずり込もうと必死になっている。

それが一歩を踏み出した「今」なのである。

『始めてみる』という第一の試練を越えて、すぐに訪れる”引きずり戻そうとしてくる迷惑な過去の自分”を倒すには、このあとの『始めてから最初の期間に重要なこと』でまとめている。

無論、過去の自分に限らず、あなたと関わりのある友人、知人、恋人、家族なども、昔のあなたに引き戻そうとする障害になり得ることを知っておいた方が良い。

それは、必ずしもその人たちを否定する意味ではなく、変わりたいともっているあなたにとって、もっとも重要であるべきは、実現することだから。あなたを大切に思ってくれる人ならば、見守ってくれるはずだ。信じて、ゴールに向かって進みだしてもらいたい。

始めてから最初の期間に重要なこと。

始めた時が終わる時といわれるくらい、始めたものの続けられない人は多い。なぜ続けることが難しく、そしてどうしてそれが始めた時がピークなのかを知ることから始めよう。

続けるのって苦しい、辛い、辞めたい。

どんなことでも1か月続けるということは大変なことだ。たった1週間すら続けられない人が多い。

『正しい努力』を継続していくことは非常に難しい。ただやり続ければいいという適当な理解と思い込みから、正しい努力と間違った努力があるという現実に触れることなく、そうして何の成果も結果も得られずに終わっていってしまう。

だから、続けることに意味を見いだせず、ただ苦しいだけの苦行で辞めたくなるのだ。

何一つ成果の得られない努力は、もはや努力を勘違いしていると言えるかもしれない。

成果の望める努力を正しい方法で、頭と身体に記録していこう。

努力が習慣になる

努力は継続していく中でやがて習慣となる。

習慣化してからは当初ほど続けていくことに苦痛を感じなくなるだろう。『過去の自分が「正しい努力」を継続している自分』によって上書きされていっていることが実感できる

そうして最初の苦難を乗り越え、正しい努力を続けていくことができる自分に切り替わるまであと半分まできて、元通り過去の自分に戻ったなどという話もある。あなたもそのような経験をしたことがないだろうか?変わっていく自分を実感できているのと同時に、なれない自分に落ち着かないような状態だ。

新しいあなたはまだ弱い存在で、すこし気を抜くと簡単に過去の自分に戻っていってしまうのだ。高いところから低いところへ流れる水のように。楽な方、楽な方へといってしまう生き物なのだ。

そうならないために、早い段階で続けることが習慣となるようにしてしまうことが肝要である。環境が許すのであれば、他のことを考えず習慣化させることに集中する期間を作りたい。

習慣化するまでは毎日やるのが理想

ボクの場合は、習慣化するまでの時期は1か月~3か月だ。

ジャンル、環境、これまでの経験によって変わってくるだろうが、自分が取り組む内容について大まかにどれくらいかかるものなのかを知っておくと目安になってよい。

  • 「考え方(論理的思考、ポジティブ思考)は6か月~」・・・毎日考える
  • 「行動(学習、日記など)は1~2か月」・・・毎日~1日置きに取り組む
  • 「運動・筋トレは2~3か月」・・・適度に間隔をあける

習慣化するための具体的なプラン(参考例:ランニング)

たとえば、フルマラソン完走を目標に定めた人の場合、毎日トレーニングをすることはかえって身体の故障を誘発して継続することへの支障になったりする。それでは本末転倒だ。

このような場合、走るということを習慣化するまでの間に、どのような取り組みをすべきだろうか。

目標はフルマラソンではないが、ボクのランニングを習慣にするまでに至った成功例を書いてみる。

きっかけは、山に登ることが趣味になり、もう少し余裕をもって自然を楽しみたいという思いで体力面の強化をしたかった。その強化手段として手軽に始められる「ランニングをすること」を設定した。

始めてから最初の期間に重要なこと

  • (環境面)できるだけ天候の悪くなりそうな週は避ける
  • (体力面)無理なく毎日続けられる程度の運動量に抑える
  • (精神面)取り組む時間に余裕を持つ

ボクは上記の3点が、特に始めた当初は重要になるポイントだと思っている。

『環境面』については、天候が悪い日が続くとそれを言い訳に走らなくなるためだ。

当然ながら、雨に濡れて風邪をひいて走れない日が続くなどもあるが、習慣化してくると多少天候が悪くても、それだけを言い訳に「走らない日」とする、にはならない。むしろ、「早く雨あがれ」だの「走っても大丈夫な程度の雨か?」と考えるようになるくらいだ。

『体力面』については身体の故障が最も厄介だ。

故障してしまったら、習慣化どころではなくなってしまう。特に、始めた最初の頃は自分がどれくらいの負荷に耐えられるか、どれくらい走ると身体のどのあたりが痛くなってくるかなどの情報が少なすぎるため、そういった意味も含め、自分の感覚を優先せず、ちょっと足りないくらいに抑える方が次の日に続きやすい。

『精神面』については、余計なことをできるだけ考えないようにすることが大切だ。

人によって異なる意見もあると思うが、慣れないことに取り組むときは精神面に気を付けよう。走っている最中に明日の仕事のこととか、睡眠時間のこととか、考えたくはないものである。少なくとも、この時期のあなたにとってもっとも優先すべきは日常生活を崩さないことであるはずだから、今まさに習慣化しようとしている取り組みを邪魔ものにしてしまう思考を排除する目的もある。

まとめ:最高のご褒美

あなたに習慣化できた成功体験をしてもらいたい。

それがどういうことを意味するかというと、一つでも習慣として身につけた経験のある人は、次の新しい習慣を身につけることが最初に比べて楽になり、常に前向きな気持ちで取り組めるようになる。そして、その体験があなたの成長をさらに加速してくれる。

もう一つ素晴らしい点としては、あなたの周りにいる大切な人、友人、知人、家族に本当の言葉で体験を伝えることができるのだ。伝えた相手が何かを始めようとする時に、その言葉は大いに励みとなるだろう。

 

あなたの成長も、このブログの成長も、これから楽しみだ。はたして、ボクはこのブログを習慣化してしっかり成長させていくことができるだろうか。

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